2018年1月 広島県府中市 A様宅の障子作り替え

本日は広島県府中市のA様宅の建具(障子)をリフォームいたしました。

現場調査にお伺いした際、既存の障子はガラスが割れ、組子が数本折れていました。建具屋の得意とする修理内容なので既存の扉を修繕して長く使って頂くこともご提案させて頂きましたが、作り替えリフォームをご注文頂きました。和室の上座障子4枚と下座障子2枚、そして台所入口片引戸1枚の計7枚の施工となりました。

ガラス障子の作り替え

リフォーム・データ

所在地 広島県府中市 お名前 A様 ご年齢  
施工日 2018年1月18日~19日 制作期間 約2週間 施工時間 2日
建物種別  一戸建て 所有種別 自己所有  築年数 約40年 

リフォーム

内容

 【建具交換】引き違い和紙調プレート入り障子6枚+片引きフラッシュ戸1枚
リフォーム費用 330,000円(税込)

施工前/施工後

<上座 Before>

既存の古いガラス障子

既存の障子は決して壊れているわけではありませんでした。木も焼けて味のある建具です。

<上座 After>

障子プレート入りガラス障子

使用材は米ヒバ。今回はガラスではなく和紙調プレートを使いました。部屋が明るく感じます。


<下座 Before>

破損したガラス障子

ここの既存障子がガラスと組子が破損してました。ご家族がぶつかって怪我をされた事がリフォームのきっかけにもなりました。

<下座 After>

FB-20U入り障子

上座同様に和紙調プレート入りの障子としたことにより、割れにくく仮に割れたとしてもガラスのように危険ではありません。


<台所入口 Before>

台所入口の古いガラス障子

台所入口ガラス障子です。しかもこのガラス障子のガラスも破損してガムテープ補修されてました。

<台所入口 After>

片引きフラッシュ扉(明かり窓付き)

台所内を数年前にリフォームされており、お部屋の雰囲気に合わせるように今回は洋風デザイン扉にリニューアルしました。


今回のリフォームのポイント

敷居も真っ直ぐに手直し

今回のリフォームのきっかけは新年早々のご家族の怪我でした。ですので今回は割れにくい和紙調プレート入りにすることにより建具本体の重量も軽くなり、ご家族にも家の敷居にも易しいものとなりました。

また、A様宅は築年数もかなり経っており、下枠(敷居)が経年劣化で変形していたのを真っ直ぐに修復しました。よって工期は二日かかりました。

これでまた長い間快適に使って頂けます。

A様、この度のご用命まことにありがとうございました。

 

施工写真集